Byteball Whitepaper 日本語訳の初版が完成しました

  1. Byteball Whitepaperの和訳がようやく完成した。
  2. 自分は主に8-19章を担当したが他章のレビューも行った。
  3. いただいた誤訳・誤字脱字の指摘は第2版に反映したい。


過去記事の末尾でも触れていたのですが、今年に入ってから有志の方々と共にDAGベースの暗号通貨プラットフォームByteballのWhitepaperを和訳しておりました。

文量の多さ(Whitepaperというよりは仕様書に近い)や活動時間不足などを理由に大変時間がかかってしまいましたが、この度ようやく初版が完成したのでここに報告致します。

Byteball Whitepaper 日本語版:

表紙のフッター部分に記載されている通り、自分は主に8-19章の翻訳(およびTeX化)を担当しています。また他の翻訳者達と共に、互いの担当箇所に対する誤訳の指摘や用語訳の統一なども行いました。

改めて、翻訳にご協力いただいた有志の方々(hiroro様, inoue様, yurwo様)に心より感謝申し上げます。

*特に6~7月あたりは十分に動くことが出来ず、本当にご迷惑をおかけしました

本稿が、現状その設計が十分に知られているとは決して言い難いByteballの日本国内における認知向上に貢献することを期待しております。

また、もし誤訳や誤字脱字を発見した場合にはpull requestなどを通じて連絡いただければ幸いです。いただいたご指摘は第2版に反映致します。


Byteballに関しては、暗号通貨の要である合意形成アルゴリズムの設計に関してと、ある程度設計を知った上で自分が感じた印象に関しての2点について過去に記事を投稿しています。

こちらも併せてご覧いただければ幸いです。